【Java】整数型の話し
前回、自己紹介記事の中で予告した通り早速プログラミングの話しを書きたいと思います。
今回は現在勉強中ということもあり、Javaの数値型についてです。
一見簡単に覚えられそうな数値型、格納できる値の大小で並べることはできても、
私はいつもいつも具体的な範囲を忘れてしまうので、試験対策兼ねて書いていきたいと思います。
目次
上記の順に説明をしていきたいと思います。
1.整数型の種類
Javaで扱える整数型は4種類あり種類は下記となっています。
- long型
- int型
- short型
- byte型
上から扱える範囲(桁数)が大きい順となっていて、
各値には整数を代入することができます。
2.各型の範囲
ここが一番忘れやすい各型の範囲となります。
- long型 ±900京(-9223372036854775808~9223372036854775807)
- int型 ±21億(-2147483648~2147483647)
- short型 ±3.2万(-32768~32767)
- byte型 ±128(-128~127)
一番大きい範囲を扱えるのがlong型となっており、±900京と膨大な数値となっています。
逆に一番小さい範囲を扱えるのがbyte型で、範囲は±128です。
これは変数を宣言した際に消費されるメモリの領域によって範囲に差がでるようになっています。
long型は8バイト、byte型は1バイトのみです。
試験対策としては4種類だけですし、各型の大小関係を覚えるのは大前提として、
比較的出題率の高いbyte型の範囲、short型の範囲は覚えておきたいところですね。
業務の使用であればメモリに制約がある等の問題さえなければ、基本的にint型を使うのが無難かと思います。
続いては各型の使い方についてざっくりと説明していきたいと思います。
3.long型
一番広い範囲を扱えるlong型、この型の特徴として末尾に"L"もしくは"l"のどちらかを付ける必要があります。
ex)
long l1 = -9223372036854775808L;
long l2 = 9223372036854775807l;
あまり勘違いはないかと思いますが、念のため末尾は大文字の「大文字L」もしくは「小文字のL」となっています。
決して「大文字のI」ではありません。(筆者は問題集を解いてる時たびたび見間違えました…)
4.int型
一番ポピュラーなint型です。
とりあえず整数が使いたければ特別な理由がない限りintを使っておくのが無難でしょう。
宣言時に特に注意事項はありません。いつも通り宣言して代入すれば使用することができます。
ex)
int i1 = -2147483648;
int i2 = 2147483647;
5.short型
使用頻度はそこまで高くないですが、試験ではちょいちょい目にする機会のあるshort型です。
扱える範囲も±3.2万とそこまで広くはないので、余裕があれば覚えておくと試験の時に役立つ可能性があるでしょう。
int型同様宣言時に特に注意事項はありません。いつも通り宣言して代入すれば使用することができます。
ex)
short s1 = -32768;
short s2 = 32767;
6.byte型
扱える範囲が最も小さいbyte型です。
扱える範囲は-128~127、問題集等に取り組んでいる方であれば目にしたことがあるかと思います。
筆者はBronzeの試験の際にも出てきたので、覚えやすいですし覚えておくのが吉でしょう。
こちらもint型同様宣言時に特に注意事項はありません。いつも通り宣言して代入すれば使用することができます。
ex)
byte b1 = -128;
byte b2 = 127;
以上が今回の記事になります。
初めてブログを介して説明しましたが、頭をひねりひねり、
後になってこうしてみたかったああしてみたかったが色々出てきてやっぱり難しいですね…
見辛い点等色々あるかと思いますが、精進していきたいと思いますので長い目で見ていただけると幸いです。
不定期更新のため、いつになるかは定かではありませんが次回は文字、文字列について書きたいと思います。